まちこのコールログ

知っている方も多いと思いますが、コールセンターの仕事は、そのほとんどが外部からの委託業務（アウトソーシング）です。大手PCメーカーのパソコンやソフトのサポートなどは、その最たる例と言えるでしょう。沖縄は、助成金があることや、人件費が低めなこと、その上、施設や人材が充実していることもあり、県外からの注目も熱く、見学に来られる県外企業も少なくありません。それだけ、県内のコールセンター産業が国内トップクラスにあるということでしょう。

このアウトソーシングというスタイル。当然ながら、その仕事を請け負うためには、同業他社と戦わないといけません。県内企業同士で仕事を取り合うこともありますし、県外企業と戦うこともあります（実は同じ仕事を別々の会社でしてたりすることもあります）。そこで勝つためには、経済性、信頼性、技術力の高さなどのアドバンテージをいかにクライアントに示すことができるか等、どれだけ実績を残してきたかにかかってきます。

いまでこそ首位にいる県内コールセンター勢ですが、立地を選ばず雇用を創出できる為、県外でも誘致合戦をしています。この沖縄VS他府県の構図が今後ますます激しくなっていく中で、生き残るためには、企業としての競争力を高めていく必要が当然あります。実際、北海道がトップに踊り出ているとも聞きますから、すでにバトルは激化していると言えるでしょう。

さて、この戦い、国内に留まらず、国外にも波及しています。賃金の安い他国がある以上、労働力のかからない海外へシフトしていくのは企業としては当然のこと。すでにアジア圏には、英語はもちろん、中国語、韓国語、日本語などマルチランゲージに対応できるコールセンターも存在しているようですから、企業が生き残るためには、私たちもまた、語学を含めた高い技術力を要求されてくるかもしれないですね。


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　語学ふれあいフェア2006